ハイポ水溶液の作り方
2mlのハイポ水溶液で1Lの水道水のカルキを中和する能力を持つハイポ水溶液を作る。
「用意するもの」
・500mlの精製水
・ハイポ25から40粒
・500ml以上入る入れ物

「作り方」
まず、入れ物に精製水を全て入れる。次にハイポを25から40粒入れる。
混ぜます。
ハイポが溶けたことを確認できれば、ハイポ水溶液の出来上がり。
この作り方の経緯を書いていきます。
まず私が持っていたハイポ(gex製)はどうやら10Lに1粒入れるとカルキを中和するようでした。
例えば1mlの精製水に1粒のハイポが溶けているとして、それを水道水に混ぜれば10Lまでの水道水のカルキを抜くことができることになります。
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精製水はどうやらミネラルや塩素を除去したものらしいので、水溶液に用いる液体には適していると思います。
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しかし、僕が管理している水槽は小さいものが多く、10Lも水を交換したりすることは滅多にありません。
なので、10L:1粒の濃度ではなく、1L:1粒の濃度に薄めたいと思いました。
さきほど、1mlの精製水1粒に1粒のハイポが溶けていれば、10Lの水道水のカルキを抜くことができることが分かりました。
濃度を薄めたいものですから、精製水を1mlから10mlの10倍にして、そこにハイポを1粒溶かせば薄まったことになります。
すると、10mlの精製水にハイポ1粒が溶けたハイポ水溶液は、1mlの精製水にハイポ1粒が溶けたハイポ水溶液よりも10分の1までカルキを抜く能力が落ちたので、1mlのハイポ水溶液で1Lまでの水道水のカルキを抜くことができるようになっています。
ここでまとめます。
ハイポ水溶液1ml(10倍希釈)には1Lの水道水のカルキを抜くことができる。
これを500mlの精製水に溶かすのであれば、10mlに1粒のハイポを使ったので、500÷10で50。50粒のハイポを溶かしてしまえば、このハイポ水溶液には1mlで1Lの水道水のカルキを抜くことができます。
しかし・・・
私が使う容器(シャンプーボトル)は、ワンプッシュで2mlも出てしまいます。ちょっとした足し水では、多いです。
私はこれをさらに2倍に薄めます。25粒になりますね。
しかし以前に、市販のカルキを抜く液体で規定量のカルキを抜こうとしたところ、カルキに弱いマツモがバラバラで葉を落としてしまったことから2倍カルキ抜き液体を入れるようになりました。
なので私は厳密に2倍ではありませんが、少し多めの40粒を入れました。
これで完成です。
ネットで「ハイポ水溶液」や「カルキ抜き 自作」で検索をして、以下の個人サイトの記事を参考にさせていただきました。先輩がたに感謝です。
---参考サイト---------
よしをのホームページ 様AQUA RISK 様アクアリウム研究所 様PR